ジャック・デリダの初期論文集。脱構築される思想家たちは、ハイデガー、ヘーゲル、ルソー、フッサール、バンヴェニスト、ヴァレリー、そしてオースティンまで。1960年代から1970年代初頭までのデリダの代表的な論考を集めたもの。
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ジャック・デリダのマルクス=亡霊論。『資本論』を脱構築しつつ、なにを遺産として相続するかを問う。「新しいインターナショナル」に向けての、複数のマルクスたち。ドイツ的精神(ガイスト)の灰と、焔......これは、決して経済学プロパーの議論ではなく、あくまでデリダ自身の形而上学批判のコンテキストの内部に、痕跡なき反復=「亡霊」という視点から再定位されたマルクス読解である。
スラヴォイ・ジジェクの論考、テロリスト論と「人権」論に、世界情勢をめぐる対談を加えたもの。インタヴュアーの思想的な浅薄さゆえか、暴力や倫理の「本質」への精神分析的アプローチというよりも、世界各地の「四方山話」になってしまっているのが惜しまれる。